さて、プロジェクトマネージャ試験、午前Ⅱ問題対策です。午前Ⅰは高度で共通出題でしたが、午前Ⅱ問題から試験区分で別々の問題が出されます。プロマネに特化した問題、どう対処しましょうか。
こんにちは!セイジュン@エンジニア応援隊(@39Seijun)です。午前Ⅱ問題の学習方法をおさらいしていきましょう。まずは時間配分など、現状確認からスタートです。
プロジェクトマネージャ試験:午前Ⅱ対策
出題数:25問
出題形式:四肢択一(いわゆる4択)
足切りライン:60%
さて、午前Ⅱの対策は、ズバリ簡潔。午前Ⅰと同じでヨシ!です。
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もう一度、午前Ⅰをおさらいされる方はコチラ。午後Ⅰにお急ぎの方はコチラ。
もう少々 お時間ある方は、お付き合いください。なぜ午前Ⅰと同じ方法でいいのかを、「そもそも、なぜ午前はⅠとⅡがあるか?」という論点で考察していきます。
高度情報処理技術者試験の「高度」とは何か?
さて、唐突ですが、午前Ⅰの「高度」とは、どのくらい「高度」なのか、ご存知ですか?
正解は、「スキルレベル3」を全範囲で網羅できるくらいに「高度」ということです。試験問題も、各区分(秋試験でいえばPM、DB、ES、AU/春試験ではST、SA、NW、SM)をまんべんなく網羅して設定されています。
他方、午前Ⅱの「高度」は、プロジェクトマネージャに特化して「スキルレベル4」(最難関)中心なんですね。
つまり、午前Ⅰで他の分野も含めて、ゼネラルに網をかけて、午前Ⅱでプロジェクトマネージャに絞り込んで設定しているということです。これが、午前問題をⅠ・Ⅱに分けて、かつⅠを共通、Ⅱを試験区分別にしている所以です。
Ⅰで「スキルレベル3」をまんべんなく全分野、Ⅱで該当試験区分の「スキルレベル4」まで問います、ということです。
ですので、午前Ⅰと同様の対策で、ほぼ十分なんですが、設問数25問で足切りライン60%ということは、15問正解しないといけない、ということは10問しか間違えられない、としたら、プロジェクトマネージャに特化した対策も出来ればやっておきたいというのが実情です。
プロジェクトマネージャ:午前Ⅱ問題は費用対効果を意識して
プロジェクトマネージャに特化した対策として、午前Ⅱを行うべきか否かは、足切りラインを越えられるかどうかです。午前Ⅱ(もちろん午前Ⅰも)で満点とったからといって、午後Ⅰ・Ⅱでゲタを履かせてくれる訳ではありません。
ですので、午前Ⅰ対策と同じように、過去問題をしっかり解いて、足切りラインを超えられる目途がついたあ、午後の対策に入りましょう。
もともと、高度情報処理試験を受けようという方などは、やはり真面目ですので、しっかり対策したい!となって午前Ⅱもゴリゴリやってしまいがちなんですが、繰り返しになりますが、午前問題満点とらなくていいですからね。
もしも、午前Ⅱの過去問を1年分、もしくは2年分解いてみて、「なんとなく行けそうだな」と思ったら、午後の問題にウエイトをかけましょう。
真面目さも大事ですが、優先順位を見極める、というのもそもそもプロマネの重要な資質です!
では、次は午後Ⅰに行ってみましょう。